データについて
この調査は文部科学省によって2014年に行われました。
またその対象年は2012年です。
自他ともにデータ古すぎと思うでしょうが、
この調査が最新版です。
(大学のみの調査についてはわかりませんが。)
ではまとめたデータを下に記載していきます。
大学院の中退率について
1年間のうちに中退した人数と、それに伴う中退率です。
こちらは大学院(修士課程)のデータです。
表を見てもらうとわかるように、中退率は3~4%です。
私立大学が若干割合が高いことがわかります。
※1全人数は中退者・休学者を除いた学生数です。
参考:文部科学省「学生の中途退学や休学等の状況について」
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/10/__icsFiles/afieldfile/2014/10/08/1352425_01.pdf
また学部生の中退率はこのようになっていました。
こちらも私立大学が他大学と比べ2倍以上多い割合であることがわかりました。
結果として修士課程の方が中退率は総じて高いことがわかります。
内容の難しさ、研究の難しさを考えると当然ですね。
次は休学率についてです。
大学院の休学率について
こちらは年度末に休学状態だった人数をカウントし、それに伴う休学率です。
調査によると、大学院(修士課程)の休学率は4%弱でした。
私立大学を除いて中退率より休学率のほうが高い傾向にあることがわかりました。
学部生の場合は休学率およそ2%でした。
そして修士課程と同様に私立大学を除いて
中退率より休学率のほうが高い傾向にあることがわかりました。
まとめ
以上のデータをまとめると、
このようになります。
誤差程度の差しかないので明言はできませんが、
学部では中退、修士では休学という傾向がわずかにある。
というように見えますね。
中退・休学の主な理由は?
主な理由は就活や経済的理由が多いです。
気になる人はぜひご覧ください!
中退理由の○○が15% 「大学院辞めたい」と悩む人へ、中退者が中退理由について語る!